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2006年12月20日

黄色い腹水 (FIPだねこれは)

Overland Park, KS にある、Veterinary Specialty and Emergency Center (VSEC)。ここは専門医が多くいる、24時間体制の動物病院である。ローレンスの動物病院では手に負えない場合、夜間などに急を要する場合、専門医による治療が必要な場合、などに紹介状によって紹介される病院のようだ。

うちのおパットは、担当医のDr.Gibbs (FIPは治らないので、「治」という漢字を含む「主治医」より、担当医と言ったほうが気分がいい)が99%FIPだと言ったが、私がこの検査をしてくれ、あの検査はどうか、としつこく言って、結局抗体価が陰性だったので、このVSECでセカンドオピニオンを求めてはどうか、と彼女に言われたのである。

さて、今日はあいにくの雨で、Overland Park に向かう途中にあるBradley Animal Hospital で、パットの検査結果のコピーをもらった。2日前にGibbsさんから電話をもらったとき、彼女はVSECにFAXするとか言っていたのに、こんなに私が早くアポイントメントを取るとは思っていなかったのだろうか、結局私がコピーをピックアップすることになった。ついでに、X線写真も借りてきた。

雨で遅れるかと思ったが、5分前に着いた。受付で名前を言い、紹介状と検査結果のコピーを渡し、問診表のようなものに記入した。やはり Overland Park だ。ペットのオーナー達の服装がローレンスとは全然違う。

30分ぐらい待って、アポイントを取った Dr. Dennis が現れた。診察室に案内され、軽く今までに経過を説明したが、先生は血液検査の結果にしか興味がないようで、聴診器をパットにあて、"Sounds good." などと言っていた。その後、

「腹部を超音波エコーで見てみたいんだけど、前の動物病院でもやってるみたいだし、タダでやってあげるよ」

と言ってくれた。パットは奥に連れて行かれ、この間、「どうかFIPじゃありませんように」と祈っていたのだが、その甲斐むなしく、Dr. Dennis は注射器に入った黄色い腹水を持って戻ってきた。この黄色い腹水は、猫伝染性腹膜炎(FIP)の典型だという。リンパ節も、通常のサイズより大きくなっているし、パットはFIPであろうと。


がっかりではあった。他の病気であることをちょっと期待していたからである。ただ、FIPである可能性もずっと前から否定できないとは思っていたし、もしFIPなら、「これ!」という検査結果が私は欲しかったのである。似たような症状を起こす胆管炎は子猫では稀で、IBDは腹水がたまることはなく、細菌性の腹膜炎は白っぽく、血が混じった腹水になるという。ステロイドを与えているならそれはそれでよし、インターフェロンもよし、2度目の狂犬病のワクチン接種もやっても別にいいと言われた。

bad luck だったね、と言われたが、そんなことはない。 短い時間ではあっても、パットと共に過ごす時間は貴重だし、私は転んでもただでは起きない。

投稿者 cgoma : 2006年12月20日 23:55

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