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2006年11月22日

検査もしないで何が安楽死だ!

昨日YMK氏に言われたとおりにパットに餌をあげた。私がボストンに行く前に、缶詰から作ったペーストは、うまいぐあいにシリンジ(注射器の針がないやつ)に入らなかったのだが、病院からもらった缶詰は、ちょっと水に溶くだけで、シリンジで容易に吸えた。

4時半頃、動物病院へ。受付でしばらく待たされた後、Dr. Gibbsが現れた(院長先生と話したかったんだが・・・)。どのような治療をパットに施したかの説明より、この後どうするか、ということがメインのように感じられた。つまり、

安楽死

である。彼女は、パットがFIPである可能性が9割以上とみているらしく、今できることは、水分補給とステロイドぐらいだと言う。FIPについての説明もあったが、もうそんなことは調べつくしていることだった。ちなみに、安楽死は、バルビツール系の薬剤を注射し、猫は眠るような形で死んでいくと言う。

私は安楽死をさせる為に話を聞きに行ったわけではないので、インターフェロンを使った治療とその費用、腹水を抜く為の費用、狂犬病ワクチンがECoVの突然変異の引き金になった可能性、Shelterにいた時すでにFIPを発症していた可能性、Kansas State University での検査で分かること、自分の猫がFIPを発症していると分かった飼い主はどうするか、などの質問をした。

どうも、アメリカではFIP感染猫への積極的な治療は行わず、安楽死させてしまうことが多いようだ。つまり、ステロイドもインターフェロンも、安楽死までの苦しみを軽減させる為だけに投与されるらしい。よって、腹水を抜き取るということも、通常は行わず、やろうと思えば、$300ぐらいかかると言う。

所見だけでFIPの確定診断をしてしまうことへの危険性は重々承知していたので、検査について聞いたのだが、実際やっていなかったということで、腹水を抜いたものを検査に回してあるけど、詳しいことは院長に聞かないと分からないので、後日連絡すると言っていた。オイオイ、検査が先だろう。

Sは涙をこらえていたようで(先生が、パットを安楽死させる方向でしか話をしなかったので)、病院を出るとうわっとなっていた。夕日が目にしみたね。

家で待つパットの為に、新しい首輪とクリスマスの帽子を買うために、ペットショップへ。シェルターから来たときに着けていた首輪が黒で、よく似合っていたので、黒を選んだ。猫のクリスマスプレゼントセットみたいなもの(ねずみのおもちゃだのがかごに入っている)もあったが、見ていて悲しくなってきたので、この2つだけ買った。

買った後、動物病院から、パットの首輪を回収してくるのを忘れたことを思い出し、戻った。すると、受付に院長先生が出てきたので、検査のことを聞くと、サンプルはまだ送っていないという。それじゃだめだろうが!! はっきりしたものがないのに、なにが安楽死だ。K-stateの人とは話をしたということだったが(おそらく向こうもFIPだと言ったんだろう)、値段だけ聞いて、その後その説明に Dr. Gibbs が現れ、検査は、PCR(ECoVはRNAウィルスなので、実際はRT-PCR)、total protein(濃度、比重などを出す)、Gel Electrophoresis (アルブミンとグロブリンの比を出す)だそうで、PCR でたんぱく質を増やす、と言っていたところで、医者は科学者じゃないな、と思った。

このままぐずぐずしてはいられないので、検査をするように言ってきた。


家でパットはつらそうにしていた。見た目には、今にも死んでしまいそうな感じだったが、新しい首輪を付け、クリスマスの帽子をかぶせてあげた。今日も一緒に寝た。

投稿者 cgoma : 2006年11月22日 23:23

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