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2006年07月20日

バカなAssistant Professorを雇ったもんだな 1

8月14日に、Department のシンポジアムがあって、流れとしては

ポスターセッション
生徒のプレゼン
ランチ
ファカルティーのプレゼン
ゲストスピーカーのプレゼン

となっている。今年から、一人の教員の指導の下、院生1年生が企画・運営をやることが決まったらしく、4月の終わりから数回ミーティングを行っていたのだが、私は、このイベントについて説明した、R.H. (assistant professor) からのメールをきちんと読んでおらず、企画・運営に携わることが強制であることを知らなかったので、ミーティングへは一度も参加しなかった。今までに、ゲストスピーカーに誰を呼ぶか、当日の流れはどうするか、などが既に決まっていた。

数週間前に、私とあと2人の院生が、ポスターセッション(研究内容をまとめたポスターを、1m×1.5mぐらいの板貼り、台に乗せて、希望者がいれば軽いプレゼンテーションなどをして説明をする、学会などでよくある催し物)の担当となったことを、同期のEricがメールしてきた。私はもう逃げられないと思い、企画・運営に携わるならベストを尽くそうと決意し、同期の院生に詫びとこれからはキチンとやるよ、という旨のメールを送っておいたのだ。

で、昨日、疲れていたので、ちょっと横になろうと思って、7階にある院生のラウンジ兼ミーティングルーム足を運んだ。中を覗くと、院生1年のうちの5人が、R.H. とともにミーティングをしていた。私は数名と目があってしまい、ミーティングに参加せざるを得なくなってしまった。このミーティングに付いては、前日に知らせがあって知っていたが、内容が、今までにシンポジウム用に提出された研究のabstract(研究内容の要約で、7月15日を締め切りに、このシンポジアム用に、Department の院生に提出をお願いしておいたもの)を参考に、プレゼンで発表する院生を3人選ぶだけ、ということで、参加は強制でなかった。私は、行こうと思っていたのだが、すっかり忘れていたのである。

中に入ると、同期の院生は全員、abstractを印刷したものを持ってきていて、この人はあーだ、この人はここがどーだ、などと3人の候補を絞り込んでいる段階であった。私は、abstractは持っていないし、今までシンポジウムについて、ミーティングを重ねてきた同期と久しぶりに顔を合わせたわけで、かなり気まずかった。それに、assistant professor の R.H. は私のことなど、気にもかけていない様子だった。

ミーティングが終わり、R.H. がポスターセッションで使うボードの大きさを知りたいということだったので、2階のオフィスでそれを聞いて、大判印刷のできるアートラボのアーティストとも話をして、家に帰って R.H. と同期の院生にメールした。

私は、ポスターセッションのセットアップとして、
①各参加者は数日前に、板を取りに来てもらう
②当日、もしくは前日に、会場に板を載せる台(easel)を並べ、名札を付けておく
③当日、各参加者は、完成したポスターを板に貼り付けた状態で持ってきて、台に上に置く

というものを想像していたので、メールには、板をいつどこでピックアップできるのか決まり次第、全員にお知らせメールを流す、としたのだが、R.H.からの返信には、

「板をピックアップというのはどういうことか。参加者は何もピックアップする必要はなく、お前の仕事は、板を廊下にセットアップして、あとは各参加者がポスターを持ってきて、板に貼り付ければよい。」

というものだった。なんだ、そうなのか、その方が楽だな、と正直思った、その時は。しかし、Erick から、彼がR.H.から受け取ったメールが FYI (For Your Information) として送られてきた。内容は、

「彼が板をピックアップどうこう言っている意味がわからない。ポスターセッションの担当者が、板などすべてを廊下にセットアップするということを、彼がちゃんと分かっているか確認したらどうだ。彼はもう分かっているかも知れないが。」

これを見て私は憤慨したのである。上記の日本語訳からは伝わらないかもしれないが、R.H.の表情、口調、性格などを考慮して原文を読むと、私を、英語もできなく、なーんにも出来ないバカな赤ん坊か何かとして扱っているという印象を受けたのだ。しかも、わざわざ、Erick に送っているところがいやらしい。彼は確かに同期の中ではリーダー各で、このシンポジウムの企画でも、リーダーとして動いている。私は彼に、ポスターセッションのセットアップをするようにと言われたので、責任を持ってやろうとしていたところだったので、R.H.は私に直接メールするだけで十分だったのだ。

ポスターセッションというものが、実際どのように行われるかについて、お世話になった Dr. G. に聞いてみると、やはり、板は会場にすでにセットアップされていて、参加者はポスターを持参して貼るだけ、と言う。ただし、それはどこかで学会が行われるような場合で、今回のシンポジウムの場合、参加者はみな同じ建物内にいるし、大きなポスターではなく、パワーポイントで作ったスライドを、レターサイズの紙に印刷して、それを板に貼ることを考えている人も多いだろうから、板を事前にピックアップさせるのは、いい考えだと思う、ということだった。

私は家に戻り、次のようなメールを、R.H.に書いた。

「板をピックアップうんぬん、と書いたのは、レターサイズの紙を使う場合特に、板が手元にあれば、レイアウトなどを考えるのに都合がいいし、板は白だから、色紙などを使って見た目がどう変わるかなどのチェックもできる。実際に、板に乗せてみないと気づかないことも多いので、あらかじめ板が渡されているといいと思った。レターサイズの紙ではなく、ポスター用紙に1m×1.5mで印刷してしまう場合でも、板があれば、ラボで貼り付けて、当日は会場に置くだけだし、できあがったポスターを使って、ラボでプレゼンの練習なども出来るから、メリットはある。当日、廊下が込むこともない。ただし、ほとんどのポスターセッションが、あなたの言うように、板が既にセットアップされている会場に、参加者が印刷されたポスターを持っていくということを考慮すると、やはりその方がいいだろう。ただ、事前に板が欲しいという参加者には、与えるという方向にしたい。」

とまあ、こんな感じである。板をピックアップさせるなんで、キチガイじゃねーか、と思われていただろうという感があったので、とりあえず説明したのである。当初は、「Erickにいちいち言わなくても私はやることをやるし、彼は明日から休暇なので・・・」などと、大人気ないことを書いたのだが、その部分は削り、他に提案があれば、知らせてください、と結んだのである。

しかし、次の日、予想もしない答えが帰って来ることなど、誰が想像できただろう。

投稿者 cgoma : 2006年07月20日 23:14

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