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2005年07月25日

決心

私は父方の祖父に会ったことがない。どうしようもない人だったらしく、今どこにいるかもわからない。それが理由かどうかわからないが、○○家(私の名字)の墓というものに今の今まで一度も行ったことがなかった。母の実家の墓には毎年のように行っていたのに。今年の一月に行く機会があったのだが、結局行かなかった。

今日の墓参りは1週間ほど前に決めた。父と行きたかったので、父の休みに合わせた。墓は国分寺にあって、国分寺駅北口から歩いて約10分だ。国分寺の駅で電車を降りたのも初めてだった。駅のすぐ前に八百屋があって、そこに以前、父の実家である駄菓子屋があった。

墓があるお寺までの道で、父が、「変わってないなぁ」とつぶやいていた。父が幼少をすごした街を今私が初めて歩いている。不思議な申し訳なさで心がいっぱいになった。

お寺に着いた。水を汲んで父の後を付いていく。しばらくして父が立ち止まった。そこの墓はあった。黒く光る墓石に○○家之墓と書いてある。花はすでに枯れていた。墓に来る途中、線香と花を買ったので、早速枯れた花を取り除いて、花を挿す入れ物を洗った。かなり汚れている。カビのようなものも付いているようだ。そんなことは気にせずに素手で洗った。

涙で目が潤んだ。流れる涙とかそういうものではない。自分自身の情けなさに対する涙だ。先祖、親に対して今までに私が何をしてこれたのか。今の生き様はどうだ? 胸を張って誇れるようなものか? 色々は問いが次から次へと出てきた。そして私は決心したのだ。

すべてが終わったところで墓を去ろうとすると、さーっと通り雨が降った。私はそれに何かを感じずにはいられなかった。今度帰国したときもまた来ます。

この後は○l○lでエビフライを食べて新宿で父と別れた。その後ヨドバシで時間をつぶして東京駅へ。そして新幹線で名古屋へ向かった。

投稿者 cgoma : 2005年07月25日 23:20

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