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2005年07月06日
10万分の1への挑戦 そして失敗
今日のバイトは、日本パ○ソンの工場でのペットボトルの検品となっていた。集合は、ひとつ先の駅に8時集合。駅についておにぎりとゼリー状のカロリーメイト、ウーロン茶を買った。
工場まではタクシーだった。片道4500円。今回は、タクシー会社に事前に依頼してあったようで、誰かが立て替える必要はなかった。それにしても、こんなところにこんなでっかい工場があったとはね。○○県にあるのに、「東京工場」となっているのがウケた。
9時半に仕事が始まり、まずは説明からだった。どうもペットボトルの検品ではなく、プリフォームというものを検品せよとのことだった。プリフォームとは、PET樹脂を試験管の形にしたものだ。上の部分は既に完成品のペットボトルのように、キャップがきちんと閉まるための溝がついている、飲み口になっている。
どうやらこのプリフォームを作る段階で、細かい金属片が混入してしまったというのだ。そして、その金属片が混入している不良品のプリフォームは、10万本に1本というのだ。金属が入っているのが分かってから何本作ってしまったのだろうか。
通常、検品作業は冷房がきいた検査室で行うのだが、今回は倉庫内でも行うという。運悪くそっちになってしまった。作業は不織布っぽいのでできた上着に帽子、手袋、それにマスクをつけて行わなければならない。汗が出た。途中、社員が移動式の冷房をいくつか持ってきたのでなんとかなったが。
検品作業自体はそんなに難しいものではない。通常の視力があればできるだろう。まずは両手に7本か8本のプリフォームを並べ、金属辺やごみが付着していないか調べる。その後、両手を合わせて(プリフォームが左手に3本、右手に4本とかそんなかんじで重ねる)、裏側を調べる。最後に底と飲み口の部分を調べて、問題ないようなら良品箱に入れる。
プリフォームは1辺が1mのコンテナにビニール袋に入ってこれでもかってほど入っている。それを休むことなく検品していくのだ。最初は気が遠くなったが、コンテナ内のプリフォームの個数は有限である。つまり、いつかは終わるのだ。4人か5人が人グループになり、検品に取り組んだ。不良品が見つかる確率は10万分の1。ちょっと想像できない。社員は30本ぐらい不良品がみつからないとうんぬん、と言っていたので、相当な数を検品するのだろう。
社員は、これが最終的にペットボトルになるわけだから、自分が消費者になったつもりで取り組んで欲しいと強調していた。私は作業は時間が多少かかっても丁寧に行っていたのだが、もうほかの人を見ていると、バカバカしくなってきた。
それはなぜか。いい加減だからである。見方がホントにいい加減。このFULLCASTのバイトには、クラスタという格があって、仕事回数やリーダーシップに応じて格があがり、給料もあがる仕組みになっている。今日はリーダーと呼ばれる人間がいたのだが、その男は私のグループにいた。彼の仕事を見ていると、プリフォームの底や中などまったくほとんど見ていないのに、良品箱に入れているのである。そして、社員が見回りに来たときなどは、少し丁寧にやる。こんないい加減な態度でリーダーなんてできるものなのか。休憩に入るときの掛け声にも問題あり。
「じゃあ、今から休憩だから」
どうしてそんな話し方しかできないのだろう。まあ、私のグループは彼だけが問題ではなかった(まあ、彼も相当問題ありで、私のはずした手袋を勝手につけていたから、なんでだろうと思って、彼が使っていたであろう手袋を手にすると、穴が開きまくっていた。こんな男がリーダーで賃金を多くもらっているなんて許せない)。若い女が2人いたのだが、どう考えても問題がありそうな雰囲気だった。作業はいい加減、私語はするわで、こんな人間を、何の審査もなく登録して派遣してしまうFULLCASTの体制に疑問を抱いた。そしてそれは起こったのだ。
社員がひとり、私のいたグループに来て、検品作業を始めた。最初はその女2人に後一時間ぐらいだね、などと優しく語りかけていたのだが、しばらくすると、
「それ、ちゃんと見てんの?」
と、ひとりの女に言った。女は無言。
「それじゃだめだよ」
女はまだ無言。
「やりかたちゃんと説明受けたの?」
女がしゃべった。なんて言ったと思う? 「受けた」 だよ。敬語もろくに使えないのか。そして社員は言いました。
「帰れよ!!!!!!!!!!!」
何回か帰れと怒鳴られて、女は無言でその場を去った。すると、連れの女も出て行った。
給料もらって働くということが分かっているのかあのバカ女は、と思ったが、こんな時代だから、彼女がああいう人間に育ったのには、親など色々なことが関与しているのだと考えると、哀れみさえ感じた。そして、その後、なんともいえない嫌な気分になった。
まずはこの派遣会社、FULLCASTについて。適材適所という言葉があるが、どうでもいい人間を安い賃金で適所に送り込んで、多少クレームが来ても、安い労働力だから我慢してくれ、と言っているような気がしてならならなかった。
それからFULLCASTに委託した会社。こんないい加減な労働者を抱えている人材派遣会社によくもまあ、委託できたもんだなと。自分が工場をやっていたら、絶対頼まないよ。
最後に日本の若い人。本当にこの国は大丈夫なんだろうか。
今回のことで、まず、フリーターにはなりたくないと強く感じた。それから、リーダーだと思っていた男がFULLCAST社員だと分かり、アウトソーシングなんて横文字だけ並べて、中身はうんこだと実感した。
投稿者 cgoma : 2005年07月06日 23:11
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コメント
ははは!
ウケル。
そりゃ、その女は「ウンコ」だ!!!(笑)
投稿者 hiromi : 2005年07月09日 17:19
その通りでございます。
投稿者 コーンのごま : 2005年07月11日 01:58